皮膚科 門前薬局の薬剤師は技術と知識と繊細さが必要

皮膚科 門前薬局の薬剤師は技術と知識と繊細さが必要

皮膚科の門前薬局の薬剤師のお仕事には皮膚科独特の特徴があります。

皮膚科の門前薬局では軟膏を中心とした調剤となりますが、今は機械化が進み、以前ほど調剤スキルは必要ではありません。ただ、少量の軟膏を混ぜる際は手で行うことが多いのである程度のスキルは必要かと思いますよ。また、皮膚科の患者さんの疾患はさまざまです。疾患に対する知識も必要となります。

それらのポイントを押さえつつ、皮膚科の門前薬局で働く薬剤師になる際に注意しなければならないことを見ていきましょう。

皮膚科 門前薬局の特徴は調剤スキル?

以前の皮膚科の門前薬局の薬剤師は軟膏を手早く均等に混合する技術が必要とされていました。しかし、最近は軟膏を混合する機械を導入する薬局が増え、調剤スキルはそれほど重要視されなくなりました。

ただ、導入されていない薬局では非常に大変な作業となりますので、事前に機械が導入されているかどうかを確認することは必須ですね。

また、皮膚科でよく処方されるステロイド剤もstrongestからweakまでさまざまな種類があり、2~3種類処方されることも多いので、処方医の意図にあった投薬指導をしなければなりません。水虫やアトピー性皮膚炎の薬、ニキビの薬も増え、最近は調剤スキルだけでなく知識も必要となってきました。

皮膚科 門前薬局の患者は疾患もさまざま対応もさまざま

皮膚科の門前薬局に来る患者さんは虫刺されから難治性の疾患の方までいろいろな患者さんが来ます。虫刺されくらいならよいのですが、周りの方に知られては困る疾患の方が多いので、投薬時には注意が必要です。

水虫はもとより、AGA、円形脱毛症などの患者さんに投薬するときは声のトーンを下げて慎重に投薬した方がよいでしょう。女性や若い方でも脱毛症の患者さんはいらっしゃるので特に注意したほうがよいでしょう。

また、乾癬でかかられる方も多いです。この疾患は難治性であり、見た目から悲しい思いをしている患者さんが多くいらっしゃいます。難治性のため、諦めや治療に前向きになれないかたもいます。そういった患者さんに寄り添う気遣いも必要かもしれませんね。

皮膚科 門前薬局の薬剤師は医薬品を深く知る必要がある

皮膚科の門前薬局の処方箋では皮膚科ならではの処方を見かけることが多いです。

例えば、通常胃酸を抑える薬として使われる薬が、皮膚科ではイボの薬として処方されることがあります。それを知らずに「胃の薬です。」などと説明すると医師から話を聞いている患者さんに笑われてしまいます。

また、水虫の内服薬にはパルス療法という独特の服用方法があります。治療費を抑えるというメリットもありよく処方されています。

このように、処方薬について深い知識がないと、間違った指導を行ってしまうことにもなりかねません。そのため、皮膚科の門前薬局で働く際には皮膚科独特の薬の知識も必要になります。

門前薬局の薬剤師は服薬指導で繊細さが不可欠

皮膚科の門前薬局の薬剤師は服薬指導時に慎重に対応した方がよいでしょう。先ほどお話ししたように、皮膚科の患者さんはさまざまな疾患で受診しており、周りの方に知られては困ると思っている患者さんも多くいます。

ですので、あえて病名は声に出さない、薬は指さしで確認するなど配慮が必要になります。中には平気な方もいらっしゃるので、患者さんの表情を見ながら服薬指導していくことがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

皮膚科の門前薬局の処方は重くないように思えますが、意外と奥が深いのです。気遣いや配慮が必要となりますが、皮膚科の薬についての知識が広がり、薬剤師としてのよい経験になると思います。

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